kuraruk.blog

見聞きして考えた事を綴ってます。趣味です。

ESSAY

波を整える

自慢じゃないけど波持ちの人間である。これは、病気と診断されたとかじゃなくて、昔からの性質で、逃れられない性質で、上手くコントロールしていかないといけない性質で。 そんな性質の私は、昔から、もう1人の自分を常に同居させている。これも、病気と診…

親の顔より祖父母の顔

備忘録。先日、とある大学教授とお話ししたお話し。 「今の学生と接する時はね、僕は、親の顔は見ないのよ。祖父母の顔が見れたら見ちゃう。」「あら、何故です?」「今の親も謂わば『検索世代』なのよ。インターネットで調べれば何でも手に入っちゃう。子育…

それでも飛び続ける

それは東北での出来事だった。 私は、遅めのモーニングを食べに行くために、一回り年上の友人夫妻の車の後部座席にいた。前日の夜は、しこたま酒を飲み、珍しく酷い二日酔いであった。多少のちゃんぽんは良いが、日本酒とワインは合わせるものでは無い。酔い…

「それじゃあ、また帰るね。」

私はそんな言葉を呟いた。目の前の父は、「あぁ、分かった。待ってるな。」と変わらない調子で言った。大阪で父と美術館に行き、別れ際に行った会話。 そんな言葉をふと、旅先で思い出した。写真の夕暮れは、初めて訪れた東北の石巻で見たそれである。 *** …

もくもく金木犀

今年見たサイトの中で良いなと思っているサイトだ。誕生花をポール・コックスのイラストを使い可愛くアニメーションが成されている。全体的に可愛らしく細部にまでこだわり、見ていて飽きない。 誕生日の診断ものという事で、私は自分の誕生日である「11月2…

強い感受性と感情の乖離

ひとの言葉に傷つきやすい人へ pic.twitter.com/itidOvjZVy — オリタケイ (@Oritakeikou) 2017年10月2日 最近激しく同意したツイートがこれだ。 今もガツンと言われてたまらずに涙が溢れてしまうのも、この年齢になって如何なものかと思うだが、最近はこうい…

過去と今と未来と #4 〜過去の自分との答え合わせ

「あれ。クラ、今年何歳だっけ?」「11月に28歳になるんですよね。」そんな言葉を口にすると、自身の身に、一気にアラサー感を帯びたような感覚に襲われる。私は、27歳になった瞬間より、27歳を生きる今の方が「うっ」と来るものがあるようだ。 発してしまう…

血の繋がった他人に学ぶ事

6月は、血縁者に会う機会が多かった。なんでもない日の実家の帰省に始まり、以前から従兄と話に上がっていた日帰り旅行を弟と親戚達と共に行く。 京都にいない週末が多く、先日の週末に街をふらついてみると、「ほんと...相変わらずどこにでもいるなぁ!」「…

まだまだ続く これが僕らのハイウェイ

“if”を考える。”もしも"。でも結局“if”とは、“if”でしかなくて。目の前にある結果が”今"という全て。だからこそ、私は“今”が好きだし、“今”を愛してる。 “今”に付き合ってくれる全てに感謝したい気持ちだ。 風よ、海よ、太陽よ。ありがとー。なんだこれ。手…

風紋

「風紋」という言葉は、この土地で過ごした身としては聞き慣れた言葉であった。が、あまり実物を見る事は無い。 小中学校の近くに立つ大学の大学祭。鉄板焼き屋の名前。広報誌や学級通信の名称。 日常に「風紋」はあった。しかし、実物は現地まで行かなけれ…

表裏一体

私は良くも悪くも裏表が無い。自覚もしてるし周囲からも言われる。この長年付き合いのある性質は、一生変わらないだろう。素直で率直。言葉よりも顔を見た方が早い時もある。ただの正直者だ。 その裏表の無さを含めた私の気質は、特異なものであり、ロールモ…

過去と今と未来と #1

漫画がとても大好きだった。 この数年で読む量が極端に減ってから、私にとっての漫画の存在はよく分からないものとなる。 心に余裕が出来て、検索できるツールも増えて、少し漫画に向き合ってみる。 この数週間で2つの漫画が自分の中でヒットした。 鉄楽レ…

見えない誰かではなく、目の前の。

メルカリで服が売れた。売れると思っていなかったので、連絡が入った時はびっくり。 以前であれば、捨てるか古着屋で売って、服を断捨離していた。けれど、今回売れた服は、とあるアニメーション作品とコラボしたパーカーで。捨てるにも古着屋へ売るにも勿体…

語れない卓上のサクセスストーリー

中学時代に、県内最弱から県ベスト4にまで登り詰めるサクセスストーリーみたいな3年間をマネージャー兼補欠みたいな立ち位置で経験出来た卓球部にいたのは、今思っても稀有。 — KURA (@KurAruK) 2017年5月15日 こうつぶやいてしまったように、そんな中学生活…

「選んだことだから」 「運があったから」 「タイミングだよ」 それを表すには、いくつもの解があるだろうけど 「呼ばれていた」 これは全ての根底にあるような気がするのだ 今、ここにいるのは、「呼ばれていた」からだ。 次のステージに進む時は、次のステ…

あいさつ

外国語を覚える時は、毎回「あいさつ」から覚えている。 その国の言葉をきちんと話せなくても「あいさつ」は、ちゃんとしておきたいからだ。 所用があり、ドイツ語を調べていた。 初めて覚えたドイツ語は「Guten Morgen(おはよう)」。 語呂が良かったのか…

過去と今と未来と #0

...という頭にもやもやしたものを数日中にまとめたいです。 ...という決意も込めて記します。

モノクロームとカラフル

ボールペンを持つ。気がつくと絵が出来上がる。 「下書きなしで、よくここまで描けるようになったなぁ」と過去の自分と比べて感心してる。ボールペン一発書きは迷いがないのだ。 ちまちまと直線を引き続ける事もまた楽しい。心は無となる。これこそが無心な…

🚲🌊

夢を見た。最近よく、夢を見る。その夢は、印象に残って、昼休みの時間帯に考えてみる事が多くなってきた。13:00-14:00。眠たくなる一歩手前。 --- 自転車を漕いでいた。いつもの小径ではなく、見知らぬロードバイクが相棒。どこかとどこかがくっついたよう…

出る杭を打ってるのも変幻自在させてるのも自分

一年前と同じ場所。同じような時期。 同じメンバーもいて、少し違う顔ぶれもいて。 同じなようで同じではない。 同じものなどない。 時が進めば変わる。 出てくるご飯もバリエーションが増える。美味しくなる。 髪も伸びる。容姿も変わる。 遊ぶ道具も増える…

「『記憶』と『記録』ってどう違うんだろうね。」「小さい時によく考えてたんだよね。『死んだら魂はどこに行くんだろうか』って。」

夢を見た。 ***** 先週末に自分主催のイベントを二日続けて行った。その直前に十数年前に亡くなった祖父が夢の中に出てきた。 祖父は大勢に囲まれていた。そして、その中から私を見ていた。私は、職人としての祖父しか知らない。監督でバスケットボーラーだ…

“何か”

“何か”を容易く得られる時代となった。 “何か”とは、今まであなたが知らなかったモノ、知り得なかったモノ、ただそこにあるモノ。 “何か”とは、物体なのか、近しい人なのか、言葉なのか、景色なのか。 “何か”があなたに混じる。浸透していく。全身を駆け巡る…

「とりあえず『かこう』。『かく』とスッキリするからさ。」

先週末に友人に呼び出されて、そう言われた。彼女は、自分の手帳を見せ、ノートを取り出してちぎり、私に強制的にペンを持たせて、方眼紙に『かけ』と言った。 「"ぴょん"はさ、工夫するのは得意でしょ。出来るんだから、まずやってみないと。」 暗示に掛け…

可愛いxxxxxには旅をさせろ

「『七つまでは神のうち』って言葉があるんだけれど、その数字は人によって違うと思うのね。彼女は確かに私の娘だけれど、自分の生き写しとかではなく、独立した個人として見てるんだけど。そのきっかけで、『あぁ、この子は、いや、この人は"人"になったん…

「バント」からの「フルスイング」

WBCが始まった。今でこそ必要な時以外は、全くテレビを見なくなったが、元はと言えば、私は24時間THE・テレビっ子であった。昨日の夜のニュースを見て、球場の勢いが懐かしく思えた。知り合いの元高校球児がinstagramで現地観戦の様子を投稿していて、「兄さ…

ちょっとしたボタンの掛け違い

それから、ちょっとしたボタンの掛け違えがあれば出会えなかった多くの方々。本当に多くの人々に出会い、それぞれの美しい物語の断片に触れました。すべてぼくには、大切な物語です。これらを編みあげるためには、ゆっくり咀嚼する時が必要ですが、また新た…

くすぶりの沼

いろいろ思う事もあるけど 抽象された絵空事に捉われるな 自分が手に持っているオールの使い方を考えろ 足場となっている素材を知れ どんな場にいる?現実を見ろ じゃあ次の一手をどうするか それは全部自分次第 全部 こういった思考になってから 過去と現在…

"「ドメインを買う」というのは、「インターネットに住所をもつ」という事じゃない?"

目の前のその人が言うのは、かつて誰かに言われたような事だった。 その人は、「tofubeatsの記事を読んで、そう思い立ってさ、買ったんだよね。」と言っていたが、私は尊敬していた兄貴分のような東京のクリエイター先生に言われた事だったのだ。 無から有を…

鈍刀

「大剣を持ってるのに、使い方が分からないんだね、クッラちゃんは。それとも自分の装備にさえ気がついてないような状態なのかな、今が。」 かつての人達になんとなく言われていた事。 直近の人達に改めて言われた事。 今までの物事を総括するかのように彼女…

"関係"

予定と予定の間の時間、友人達と本屋に寄る事になった。ちょうど本屋や本の話をしていたし、ちょっとした時間を本を読みながら各々潰すのは良い事だねと。 私は、暮しの手帖の最新号を手に取り、パラパラと捲る。 その中で伊藤守さんの「ごきげんでいたいか…