読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

kuraruk.blog

見聞きして考えた事を綴ってます。趣味です。

alert("用法・用量は守られていますか?");

異変に気付いたのは、実は年末だった。その時から手の乾燥が異常だった。かつての何かに似ていた。

「う〜ん。京都に戻ったら、昔処方された薬を塗ったり、飲んでみようか...。」

「クララさん、元気ですね。」なんてよく言われるが、私はそんなに身体が強くない。今も皮膚が弱いし、かつてはアトピー性皮膚炎だった。おまけに卵アレルギー*1だった。小さい時、入院していた。(らしい*2)胃腸も弱かった。ほぼ毎日、何かしら薬を飲んでいた。何が何に効く薬かは、薬のビジュアルを見れば分かる。酷い時は週3で通院していた。

そんな私だったのだけれど、この数年は意図的に薬を控えている。


「薬に頼らずに体質改善出来たら、もっといろんな事が出来るようになるんじゃないか。」って思って、自分自身を実験していたのだ。

例えば、1日2食にしてみるだとか、ヨーグルトを必ず食べるだとか、インスタント食品はやめてみるだとか、自分で料理を作ってみるだとか。食事だけじゃなくて、対処出来る方法を探していた。おかげでこの数年は医者に行く機会がめっきり減った。何事もトライアンドエラーである。

ケアの方法を得たおかげで、しばらくは安心して日々を送っていたが、つい最近、痒くなる場所が増えてしまった。控えていた薬を塗ったり飲まなければ、少し日常生活が送れない。

 

こういう時は、身体がアラートを出しているんだなぁ、って思っている。

「ちょっと溜め込み過ぎ。」
「ちょっと動き過ぎ。」
「少し栄養過多になっているかもよ。足りてないものもあるかも。」

なんて。案外繊細な身体だ。身体が脳と心に向けて発信してる。まだ自分でケア出来る範囲なので、なんとかなるけれど、酷い様なら久しぶりに診察を受けて、またケア方法を教えてもらおう。

医者は対話出来る方をなるべく選んでいる。診ただけで「はい、これだよ。」と薬を渡されるのではなく、何故これを飲まなければいけないのか、どういうケアがあるか、を教えてくださるお医者さんの方が話していてこちらも楽しい。病院はマイナスになりに行くべきところでは無い。プラスになりに行くべきところだ。プラスになれる主治医を見つけるのも、また素敵な事の様に思う。

 

それは置いといて。

自分が出来る事として、手っ取り早いのは、食事を考えて作る事とお酒を控える事だ。

まずお酒なんだけど、薬を飲むと副作用で飲めなくなる。眠くなる薬が多くて、アルコールと混ぜてはいけないのだ。酒は飲める方だけど、お酒の席以外では全く飲まない人間なので、飲み会を控えればOK。意図的に薬を控えたこの数年で分かった事は、私はお酒の席がやっぱり好きで、意外にのんべぇだった事だろうか。酒の限界を知ったのは、この数年の話である。

食事なんだけど、もうこの数年はインスタントやコンビニで購入するご飯を控えている。そしたら、やはり調子は良くなった。とはいえ、普段の生活の中でまとまった調理時間はなく、食材を一から買って作るのは無謀だ。でも手を加えた調理がしたい。そんな時は近くのスーパーでお惣菜をみる。何か使えないかなぁ、とクックパッドを見ながら、選ぶのは楽しい。先日は、高野豆腐と卯の花を買った。普通に食べるのも美味しいけれど、家にある食材やスーパーにある食材で美味しくリメイクするのもまた楽しいのだ。

 

頼る事もあるけれど、自分で出来る事もたくさんある。

生まれてこの方、この身体と付き合って生きてるので、「まぁ、ぼちぼちやっていこうね。」って気持ち。身体は定期的にアラートを出してくるから、用法・用量を守っていきましょう、という事で。昼ごはんのお弁当を食べて、"ぷちぷち”と錠剤を取り出し、水で流す。

友人が

パーフェクトな人にはなれないから、せめていつもご機嫌でいような。 

 とつぶやいていた。そういう事なのだ。

*1:卵白なので、ゆで卵と目玉焼きの美味しさを知ったのは、完治した一人暮らしを始めた後のことだ。火を通したものは食べれたので、お菓子はなんとか大丈夫だった。

*2:2歳頃、熱が酷くて、おまけに流行り病にかかって2週間ほど入院したらしい。クリスマスもその場にいたらしいが、そんな記憶は無い。両親の「あの時そうだったんよ」という思い出話で過去の自分を想像するぐらいだ。知人の娘さんが熱で入院している写真を見て、自分の中のそんな記憶を思い出した。