2017.06.02 Tottori Sand Dune
実家に帰った際に、京都の友人に一眼レフのカメラを借りてから帰った。
鳥取で撮りたいものを撮った後、時間が出来たので、ここはやっぱり鳥取砂丘へ。
- Canon EOS Kiss X7 -
錆びついた弟の自転車を無理やり蹴っ飛ばして、やってきた砂丘。
今回、植田正治リスペクトということで白黒加工してしまったけど、
嵐の後の砂丘には、オアシスがあり、
心地よくも激しい日本海の風が吹き、海に近づけず、
天気は良かったものの暑くはなかったので、
過ごしやすい状態で写真を撮る事が出来た。
帰ってから、親に行って写真を撮った旨を伝えると、
「ん?!自転車で行っただか?すごいじゃん。鳥取の子じゃ、ないなぁ。」
なんて。
小学生の頃、5月に春の運動会があって。
馬の背を登ってを嫌々登ってから、
ビーチフラッグをしたり、リレー走やら、松林に行って松ぼっくりを拾ってチームで競ったり、
そんな運動会。
運動音痴の私としては楽しめなくて、少し苦痛だった砂丘。
風が吹くと砂嵐が襲ってきて痛い。
砂に足がとられて、前に動かない。
どんどん疲労が蓄積される。
今回の砂丘もそんな感じだったけど、
「おぅおぅ。久しぶりだとこんな姿だったけな。それもまた良いんじゃないかな。君は広くて雄大だよ。」
なんて。身体を襲う砂嵐は痛かったけど、優しい気持ちで見れた。痛かったけど。
ふるさとにこういう場所があって良かったと思う。
「ふるさと」の作曲家・岡野貞一は鳥取出身で、近所の久松公園に石碑が建っている。
曲を作ったのも分かるような。
たしかに、忘れがたきふるさと、なのだから。