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kuraruk.blog

見聞きして考えた事を綴ってます。趣味です。

弟が生まれた日のこと

THINK MEMORIES

私は覚えている。

 

当時4歳だった私は、
父親にデパートのゲームセンターに連れて行ってもらって
メダルゲームをしていた。

何のゲームかは覚えていないが、確かメダル。
もしかしたら、ワニワニパニックかもしれない。

母が弟の出産の最中、
退屈さに痺れを切らしていた私を父親が連れて出してくれたのだ。
幸い、母には祖母が付き添っていた。

 

ふと思い立ったかのように、父親がピンクの公衆電話から電話をかける。
1993年。当時、携帯電話などは無い。鳥取にも公衆電話はある。


「えっ、本当ですか。すみません、すぐ戻ります。」
と電話を切る父さん。

「おい、クララ。戻るぞ。」
「えぇ!まだ、おわってない!!」
「赤ちゃん生まれたから。男の子。お前の弟。今日からクララは、お姉ちゃんだな。」
「!?!?!!!やめる!いくっ!!!」

と行って、ゲームを中断して走り出そうとしたら、止められた記憶がある。

 

ちなみにこの話は未だにネタにされる。

# 母的に出産時に旦那がいないのは、
# いくら娘をあやすからと言えど、不服だったらしく。
# 弟は自分が生まれた時の事なので、話を聞くだけだが、
#「父さんと姉ちゃんは昔からか!!!」と言う。

 


何故、この話を書いたかというと、
身近に赤ちゃんが多く、何故か妊婦のお腹に触る才能があるようで。
この数年で7,8人見てきたので。

そしてつい先日、大学の先輩の家に赤ちゃんを見に遊びに行き、彼と遊ばせてもらい、その後、母親である彼女が自身の息子について語っていた文章を読んだからであろう。

兄弟について、赤ちゃんについて、感化されて思い出して書きたくなった。

 

先輩の息子である彼は、最初は私を警戒して泣いていた。
基本的には笑ってくれるんだけど、たまに泣いちゃう。

私はそんな姿に動揺し「あれ、生後半年って、どう接すれば良いの?!」って思ってたけど、「あ〜うぅ〜〜〜!」と懸命にコミュニケーションを取ろうと、お喋りをしてくれる彼を蔑ろにするわけにはいかない。

表情豊かに、彼に笑顔を向けることによって、彼は私と遊んでくれた。
お父さんとお母さんに抱っこされて、彼は誰よりも高い位置から私を見下ろして、ニヤリと笑ってくれる。
「本望だなぁ〜」と染み染み思った。とても楽しい時間だった。

笑顔でいることは素敵なことだ。

うん、また遊びに行きたい。また会おう。君の成長を見守っているよ。