2016年に映画館で見た映画まとめ
はじめに
2017年になりましたが、これをまとめておかないと今年の映画が見れないなぁ、と思ったのでまとめて晒す事にしました。
本当に2016年は、世間的にもヒット作、話題作が多く、個人的にも見る映画、見る映画、どれも面白くて最高だったように思います。
どれもオススメなので、レンタルで見る際の参考にしていただければ幸いです。
以下、見た順にまとめています。
傷物語 Ⅰ鉄血篇
年明けからアニメーション映画で良いんだろうか...と思ってたけど、始まりは鉄血編。
シャフトの本気か!、ってぐらいキャラが良く動く、動く。動きすぎて鳥肌立ちました。そして画面構成というか、一枚絵、静止画になった時のビジュアルが相変わらず美しいですね。
個人的に羽川さん苦手だったけど、この作品を通して、好きになりそう、だなぁって思いました。
オデッセイ
芋。見終わって、お芋が食べたくなったし、事前に情報を得ていた親友のおかげで、芋を食べながら見てました。芋映画です。
宇宙兄弟とコラボしていて、同漫画好きの私としては、キャラクターに重ねながら見てしまいました。後、マット・デイモンは、どうしてあぁいう役回りが多いのか...。
リップヴァンウィンクルの花嫁
舞台挨拶付き上映のチケットがとれてしまったので、岩井監督の話を聞いてから観た作品。
岩井監督が「黒木華という女優を味わってください(うろ覚え)」と観る前におっしゃられていたんですが、まさにその通りで。この女優さんは、七変化というか、噛めば噛むほど味が出る役者なんだなぁ...という印象でした。
3時間とは思えないほど、あっという間の時間を過ごせたのは、映画館という場所だったからか。
生で見た、岩井監督は、柔らかい物腰で、人を巻き込むタイプの人なのかなぁ〜なんて思ってしまいました。
ズートピア
ダイバーシティの話だとか、多様な価値観だとか、いろんな要素を上手くまとめた映画だったように思います。
なんでも「本能」で片付けてはいけなくて、押しつけでは何も生まれないのだと。
そして、ニックはズルい。あの狐はいろんな意味でズルい。いや〜ズルい。何回でも言いたい、ズルい。こじらせた女3人で行って、上映後ずっと「ニックが憎い...」なんてしょうもない事を言い合ってました笑
「王道ストーリーなんだけど、それでも好きなんだよね、ディズニーって。いや、私だけのニック探さないt(ry」「深呼吸して落ち着いてください。」「あんなキツネはファンタジーの世界にしかいない。」
— KURA (@KurAruK) 2016年4月27日
マネーモンスター
作品自体は監督もキャストも豪華で、あっという間に時間が過ぎて面白かった作品。
ジュリア・ロバーツの女プロデューサーがかっこいい〜!!
生放送をジャックするというハラハラ感は、邦画で似たような予告を見たけど、スルーしよう...😇
当日の様子を見返していたら、隣に座ったお客さんのマナーが最悪だったみたいで、めっちゃ愚痴ツイートしてしまった...気をつけよう😇
ヤングアダルトニューヨーク
なんとなく面白そうだなぁ、と足を運んでみたら、上映中に「俳優がナイトミュージアムのラリーとスターウォーズのカイロ・レンやん!!!」って気づいて、そっちに少し面白さを見出してしまった笑
お話は、ここ最近マンネリ気味の中年夫婦が、活動的でエネルギッシュな若者夫婦と出会いライフスタイルに感化される。彼らとつるむに連れて若返ったかのように毎日が楽しくなって行くんだけど、気付けば若者夫婦の手の平で踊らされていた?!そして中年夫婦の行方は… ???といったような、ザックリいうとこんな話。
夢を追うクリエイター夫婦って憧れではあるけれど、人間模様がリアルで、憧れ云々より人間観察が上手いなぁ〜と思って映画を見てしまった。人間観察が上手いな監督さんなんだろうなぁ、と。
苦かったけれど、身に沁みるようなそんな話でした。
シン・ゴジラ×2
勢い余って2回行きましたが、それでも満足してます。紅白での演出、寒かったけど最高だったなぁ...
こちらは、勢い余った感想ブログ書いてます。本当に勢い。
傷物語 Ⅱ熱血篇
傷物語を見る度に「シャフト様、今回も全力で作成いただきありがとうございました!🙏」って気持ちしかない。今回の表現も好きだった〜。小ネタ最高…あ〜モールス信号…。
— KURA (@KurAruK) 2016年8月20日
見る度に羽川さん株が上がっております。冷血編も楽しみです...!
君の名は
先に書いておくと、私は、新海作品をちゃんと観た事がない人間で。(何故か冒頭と最後しか見てない。最近、言の葉の庭はちゃんと観れました。)
なので、「君の名は。」は大丈夫かな〜と思ってたけど、ちゃんと観れました😇
良い作品だったとは思うのですが、個人的にはRADWIMPSの長いミュージックビデオを見ているような感じでした。
瀧くんと三葉ちゃんの物語なのに、良くも悪くも洋次郎の歌詞に持っていかれるような、そうじゃないような。
ヒット作であることには変わりないので、見ていて損はない作品だと思います。
私は、口噛み酒を瀧くんが飲んだ後の色鉛筆の作画がめちゃくちゃ好きです😇
怒り
「感情のやり場をどこにおけば良かったのか」「信じるとは何か」
見終わった後、そんな気持ちでいっぱいだった。
友達3人で鑑賞して、見終わった後、リアルに立てなくなってしまって30代の兄姉に心配された。個人的には、1人でもなく、2人でもなく、3人で見てよかったなぁ、なんて思ってます。
3つの都市で蠢くストーリーの中で、東京編が救いだったように思います。
高慢と偏見とゾンビ
「これ、絶対笑えるやつでしょ!!!」ってノリで3人で行きました。
期待通り笑えた。エンドロール終わった後が、最高な良いB級ゾンビ映画でした。
後、ダーシーが知人に似ていて、見せて笑いました。
永い言い訳
2016年に見た実写邦画の中では、これが一番好きでした。シン・ゴジラ、君の名は、怒りを通して見たからこそ、この作品が自分の中で響いたのかもしれない。
ただただ見て欲しい。
クオリティ、キャスト共に群を抜いていて、本木雅弘さんの代表作に成りうるぐらい、もっくんのクズっぷりが良いです。笑
子役の兄妹が、本当に演技?ってぐらい、素敵な演技をしていました。
数年経って、もっかい見返したい作品です。
聖の青春
「東出くんがただの羽生さん!」ってぐらい、似ていて、松ケンはさすがの演技で、村山聖さんという方は、真っ直ぐな方だったんだなぁ、という事が良く分かる映画でした。
当時の自分のツイートを晒しておきます。熱意が籠もる時間を過ごしたい方は是非。
トップを目指したものにしか分からない、見えない世界があるのもそうなんだけど、どんな立場や状況であれ、自分を理解して支えてくれる人達の有り難さに改めて気付かされる映画だった。
— KURA (@KurAruK) 2016年12月1日
スッキリしてるのは、フィクションだとしても、その人の最期を見届けたからなんだろうなぁ。迫力のある時間だった。
— KURA (@KurAruK) 2016年12月1日
この世界の片隅に
こちらでどっぷり感想を書いたので、良ければ。年明け、2回目行きます。
ファンタスティックビースト
ハリポタシリーズを全読、全観してる人間としては、公式が「ファンタビ」と略すのはいかがよ...と思ってたんですが、「全力で魔法界に連れて行ってあげるよ!」ってぐらい夢のような時間でした。
加わえて、動物要素も多めで、魔法に動物にキャッキャしてました。パン屋が最高にイカすキャラです。
続編あるんだろうな〜、楽しみ。
おわりに
15本見ていました笑...でも、よく見返すと、2015年の方がもっと見てるんだよな...
今年はどこかの劇場の会員カードを作った方が良いかもしれない。。。後、根本的に邦画好きなんだなぁ、と思ってしまいました。2016年の邦画面白かったです。
何故こんなに見ているんだろうと思うと、住んでいる場所から自転車で10-20分圏内で行けるメジャーな映画館が3つもある事が大きいなと。終電を気にせずにレイトショーに行けるのは、京都住みならではの便利さですね。
これで2017年映画館映画始めが出来そうです。
今年は小まめに記録出来たらいいなぁ。。
改めてまとめてみて、私は映画館で見る映画が大好きだなぁ、と。
映画館で見る映画館というのは、上映時間中、その世界にがっつりのめり込んだり、誘われるものだと思っています。
自宅でテレビで映画を見ると、どうしても"ながら"になってしまう。急な用事が入ると、その世界観にのめり込めなくなってしまう。
けれども、映画館の場合は、必ずそこにいなければならないので、普段の世界を忘れて、作品にのめり込める事が出来ます。
また、普段味わえない、大画面や大音響で見聞き出来るのは、映画館ならでは、だなぁと思います。
最後に、映画の日に共感したツイートを。
映画の日なんで、この際言わせてもらうが上映中にバッグの中でスマホを弄るのはマジで止めてくれ。カバンの中なら大丈夫だとか思ってるかもしれんが、しっかり光漏れてんだよ( ゚Д゚#) !マナーを守らんかい!見かけたら注意しよう!ていうか既に2人注意した。
— ウラケン【ulaken. com】 (@ulaken) 2016年12月1日
#映画の日 pic.twitter.com/dN32XZdayH
これもなんですが、私はエンドロールで席を立つ人や上映中にヒソヒソ話をする人達が嫌いです。
エンドロールまで演出にこだわった作品も多く、その途中で横切らないでくれよ〜と思ったり、ヒソヒソ話をされると気が散ってしまう。
飲食については、自分もやってしまう行為なので、それほど気にしてないです。
いずれにしても映画館で映画を見るという行為は、一人だけの空間でなく、大勢の人達と時間を共有するという事なので、それに見合った行動をしていきたいですね。
と、自戒の意も込めて記します。
ということで2017年も良い作品に出会っていきましょう!
今年は見たいアニメーション作品が多そうなので、そちらも期待です。