kuraruk.blog

見聞きして考えた事を綴ってます。趣味です。

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夢を見た。
最近よく、夢を見る。
その夢は、印象に残って、昼休みの時間帯に考えてみる事が多くなってきた。
13:00-14:00。眠たくなる一歩手前。


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自転車を漕いでいた。
いつもの小径ではなく、見知らぬロードバイクが相棒。
どこかとどこかがくっついたような、海岸通りを走る。

右手に見える海は、眩しく光る。
ほんのりとした潮の香り。きっと日本海だ。
なんだけど、こんなにも大きな橋や道路に、日本海ではお目にかかってない。
太平洋や瀬戸内の景色が混ざたような。そんな空間。

夢だとは気付かず、
ワクワクした目で、キラキラした世界を、自転車で漕ぐ。

分岐点に差し掛かった。
私は、左の道を進んだ。
前には誰かがいた。リードしている?並走?

漕ぐ。
違和感を覚える。
なんだろう。これ以上行くとダメらしい。直感がそう言う。

「違うなぁ。」
と声に出した瞬間、私はこの分岐点を、数回経験している事に気付いた。

「あれ、知ってるぞ。」
私は、あの分岐点を毎回、右の道に進んだのに、なぜ左なんだろうか、と。

ダッシュで戻る。
全力前進。
戻れ戻れ。

分岐点に戻る。
自転車のハンドルに項垂れ、改めて車体を見る。
それはいつもの小径の、年季が入った、少しボロボロの相棒。

 

「ん。何で戻ってきたん???」

顔を上げると恩師がいた。

「。。。さぁ〜。何ででしょうね。」

ニヤリと笑って、私はまたハンドルをきった。

出る杭を打ってるのも変幻自在させてるのも自分

一年前と同じ場所。同じような時期。

同じメンバーもいて、少し違う顔ぶれもいて。

同じなようで同じではない。

同じものなどない。

 

時が進めば変わる。

出てくるご飯もバリエーションが増える。美味しくなる。

髪も伸びる。容姿も変わる。

遊ぶ道具も増える。川に入るメンバーも違う。

 

同じ日は来ない。

同じ1日などない。

バイバイ、エンドレス。

杭を打つのも出すのも自分。

 

感傷に浸るくらいならば、楽しいカードをひける勘を信じていこう。

インサイダーになったら、ワタワタするんだ。導けるけど、バレたら素直にYESというしかない。正直者はこういう時に困る。

ならば、庶民として、自分なりの解を見つける方が、楽しい。試行錯誤を繰り返して見つけた方が。

 

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風が吹く。

季節が混ぜこぜになる。

暑かった。四季がめちゃくちゃだ。

物語は続いていく。続けていく。

笑う方が断然楽しい。

youtu.be

「『記憶』と『記録』ってどう違うんだろうね。」「小さい時によく考えてたんだよね。『死んだら魂はどこに行くんだろうか』って。」

夢を見た。

 

*****

 

先週末に自分主催のイベントを二日続けて行った。
その直前に十数年前に亡くなった祖父が夢の中に出てきた。

祖父は大勢に囲まれていた。そして、その中から私を見ていた。
私は、職人としての祖父しか知らない。
監督でバスケットボーラーだった祖父を知らない。

祖父は、何かを投げた。
さすがに孫娘に鋼は投げないだろう。ナイフも投げられたら困る。
たぶんボールだ。
茶色いようなオレンジのようなバスケットボール。
たぶんというのは、投げられた瞬間に目が覚めたからだ。

「じぃちゃん!」
と声を出していた。
自分でもビックリして、すぐにiPhoneを立ち上げて、キーワードを検索していた。

 

*****

 

イベントが終わって二日酔いで死んでいる中、三度寝したタイミングで父親が出てきた。

たぶん父だ。
たぶんというのは、普段の父ではなく、作家としての父だったからだ。
幼少期にアトリエを覗き込んだ時に見た父。夢での彼は、若かった。
私の記憶の中にしかいない、若くて、今以上に弁がたつ父である。

今では持つ頻度も少なくなった大筆を握り、大判の和紙の上に立つ父。
白い世界に、黒い線を、言葉を走らせる。
そこにいるのは、全くもって同一人物とは思えない。
ただ、書くという行為に純粋な少年がそこにいた。

彼は無邪気に書き終えた後、その白と黒の平面に倒れ込み、そして飲み込まれてしまった。

「父さん!」
と声を出していた。
二日酔いがまだまだ酷かったけれど、ぼんやりとした目でiPhoneを立ち上げて、キーワードを検索していた。

 

*****

 

時たま、学園モノの夢を見る。今朝の話だ。

現実の自分が主役の時もあれば、架空のキャラクターに自分がなっている時もあるのだが、だいたいこの夢では自分も含めて、誰かが死ぬのだ。
そして、これは夢だと、どこかで認識しているのだ。

今回は架空のキャラクター。クラスメートと、漂流教室みたいな、サバイバル的な。
クラス内で派閥もあれば、裏切りも繰り返して、そして誰かが死んでいく。

自分が死んだ。だいたいは、ここで終わるんだろう。
でも、私の視点は、まだ生きている。
目の前でストーリーが動いている。これを夢だと認識している。
8mmフィルムに記録され続けている。映画を撮影する監督。

その視点が、霊体としての自分なのか、はたまた別キャラクターとしての自分のなのか。
未だに答えは出ていない。

 

*****

 

ただ、表題の件を、二日前に投げつけられた。
主体的な世から、オブジェクト指向の世へ。

夢は、私の不安を、希望を、妄想で、ゆっくりゆっくり咀嚼して練り込んでいく。
まだまだ面白いストーリーが見られそうだ。