kuraruk.blog

見聞きして考えた事を綴ってます。趣味です。

モノクロームとカラフル

ボールペンを持つ。
気がつくと絵が出来上がる。

「下書きなしで、よくここまで描けるようになったなぁ」
と過去の自分と比べて感心してる。
ボールペン一発書きは迷いがないのだ。

ちまちまと直線を引き続ける事もまた楽しい。
心は無となる。これこそが無心なのか。

f:id:kuraruk:20170426214401p:plain

スキャナで取り込む。
白黒でも良いのだけれど。

さて、どうしようか。

f:id:kuraruk:20170426214428p:plain

お互いに反発し合わないように色を重ねてみる。

少しサイケデリックだなぁ。
左手に薬みたいなカプセルを持たせた意義が生まれてきた。

お遊びなので、ここでやめる。

f:id:kuraruk:20170426214413p:plain

メインの白黒のレイヤーを非表示にしてみる。
そこにはカラフルな世界が広がっている。

「これはこれで面白いなぁ」
と思う。

そして、それは日常でも一緒だ。

白黒の世界だとしても、視点を変えれば数多の色で世界は溢れている。
白黒だと感じているのは、自分の視点が狭くなっているからだ。

その視点を変えるのは、自分や他人の無理強いや助言ではない。

自身の「気づき」と「行動」だ。

無理強いや助言も「気づき」の一つでしかない。
「気づき」は自分の中で目から鱗のような状態が望ましい。

そして「気づく」だけでなく、「行動」をするという行為が何より大事なのだ。
動かなければ何も始まらない。

白いキャンバスに黒い線を引く。
その上から朱色で正す。
その所作が、空間が、平面が、行為が、美しいと思った。
だから、これらの色が一番好きなのだなぁ、とも思う。

数多の色を選ぶか。
自分だけの色を選ぶか。
それもまた自身の「気づき / モノクローム」と「行動 / カラフル」だ。

🚲🌊

夢を見た。
最近よく、夢を見る。
その夢は、印象に残って、昼休みの時間帯に考えてみる事が多くなってきた。
13:00-14:00。眠たくなる一歩手前。


---


自転車を漕いでいた。
いつもの小径ではなく、見知らぬロードバイクが相棒。
どこかとどこかがくっついたような、海岸通りを走る。

右手に見える海は、眩しく光る。
ほんのりとした潮の香り。きっと日本海だ。
なんだけど、こんなにも大きな橋や道路に、日本海ではお目にかかってない。
太平洋や瀬戸内の景色が混ざたような。そんな空間。

夢だとは気付かず、
ワクワクした目で、キラキラした世界を、自転車で漕ぐ。

分岐点に差し掛かった。
私は、左の道を進んだ。
前には誰かがいた。リードしている?並走?

漕ぐ。
違和感を覚える。
なんだろう。これ以上行くとダメらしい。直感がそう言う。

「違うなぁ。」
と声に出した瞬間、私はこの分岐点を、数回経験している事に気付いた。

「あれ、知ってるぞ。」
私は、あの分岐点を毎回、右の道に進んだのに、なぜ左なんだろうか、と。

ダッシュで戻る。
全力前進。
戻れ戻れ。

分岐点に戻る。
自転車のハンドルに項垂れ、改めて車体を見る。
それはいつもの小径の、年季が入った、少しボロボロの相棒。

 

「ん。何で戻ってきたん???」

顔を上げると恩師がいた。

「。。。さぁ〜。何ででしょうね。」

ニヤリと笑って、私はまたハンドルをきった。

出る杭を打ってるのも変幻自在させてるのも自分

一年前と同じ場所。同じような時期。

同じメンバーもいて、少し違う顔ぶれもいて。

同じなようで同じではない。

同じものなどない。

 

時が進めば変わる。

出てくるご飯もバリエーションが増える。美味しくなる。

髪も伸びる。容姿も変わる。

遊ぶ道具も増える。川に入るメンバーも違う。

 

同じ日は来ない。

同じ1日などない。

バイバイ、エンドレス。

杭を打つのも出すのも自分。

 

感傷に浸るくらいならば、楽しいカードをひける勘を信じていこう。

インサイダーになったら、ワタワタするんだ。導けるけど、バレたら素直にYESというしかない。正直者はこういう時に困る。

ならば、庶民として、自分なりの解を見つける方が、楽しい。試行錯誤を繰り返して見つけた方が。

 

f:id:kuraruk:20170417215811j:image

風が吹く。

季節が混ぜこぜになる。

暑かった。四季がめちゃくちゃだ。

物語は続いていく。続けていく。

笑う方が断然楽しい。

youtu.be